できもの手術

ONEDAY SURGERY

できもの手術

傷跡を最小限にすることに注力して
治療いたします。

当院では3つの方法を主に用いて手術を行っています。多くの経験と実績から、正確な診断から適した手術の方法を選択いたします。

診断に応じてキズをなるべく小さく、目立たなくできるように術式を選択しています。

粉瘤を治療する図

良性の粉瘤については、くりぬき法や切除による手術で治療を行うことができます。どちらも日帰りでできる治療です。

くりぬき法
粉瘤はサイズが小さくても外科手術が必要です。粉瘤が腫れ上がったり感染を繰り返して硬くなっていない場合は「くりぬき法」を採用しています。皮膚に小さい穴を開けてそこから袋ごと剥がし取る術式です。傷痕が小さくて済み、術後の縫合が不要な場合が多いので抜糸の手間がかからず、多くのメリットがあります。
メスによる切除
粉瘤が炎症を繰り返して硬くなっている場合は「くりぬき法」が適用できず、メスで切開して縫合する施術対応になります。粉瘤かも?と気になったら早めの相談をおすすめいたします。

良性のほくろ、イボについては、レーザーや切除による手術で治療を行うことができます。どちらも日帰りでできる治療です。

レーザー治療(CO2レーザー)
比較的小さなほくろ、イボなどはピンポイントでのレーザー治療が適用できます。レーザー治療の場合、患部以外の皮膚を傷つける心配がありません。患部はテープで保護しますが、1~2週間程度で落ち着き、傷跡もほとんど残りません。
メスによる切除
大きさや深さのあるほくろやイボは、メスによる切除を選択します。組織を完全に切除するので再発することはほとんどありません。大きさなどによって縫合が必要となりますが、縫合しても、傷跡はわずかで時間とともにほとんど目立たなくなります。
ホクロをレーザー治療する図

CHECKこんな方におすすめ

  • できものが悪性でないか心配
  • ほくろやいぼが急激に大きくなった
  • ほくろが普段はできないような場所にできた
  • ほくろやいぼが化膿したり出血したりする
  • ほくろ・イボが膨らんでいて引っかかってしまうなどの悩みがある方
  • ATHEROMA粉瘤(アテローム)

    見た目の特徴は半球状に盛り上がった黒いしこりで、サイズは数㎜から、大きくなると数十㎝にまでなります。内部に袋があり、その中に角質や皮脂などの老廃物が溜まっています。

  • MOLEほくろ

    母斑細胞が増殖することによってできます。一般的には大小さまざまで平坦なものから盛り上がったもの、黒いものから茶色(褐色)のものまであります。

  • WARTいぼ

    尋常性疣贅というこすれたり怪我をするなど接触の多い場所にできやすい一般的な「いぼ」と、老人性疣贅(脂漏性角化症)という加齢に伴って出現するいぼがあります。

  • LIPOSARCOMAL脂肪腫

    脂肪細胞から成る良性腫瘍で、いわゆる「脂肪のかたまり」です。通常痛みはありません。首、肩、背中、次いで大腿や下腿、臀部(おしり)などにできやすい腫瘍です。

FAQよくある質問

粉瘤の手術は痛みがありますか?
麻酔を使用することで、術中の痛みはありません。麻酔の注射をする際にだけ痛みがありますが、痛みが最小限になるように工夫をして施術いたします。
くりぬき方(粉瘤の手術)は抜糸が必要ですか?
程度によりますが、基本的に抜糸は不要です。傷跡も小さく、ほとんど目立ちません。くりぬき法では対応できない粉瘤はメスによる切除を行いますので、術後の抜糸が必要になります。
メスを使用した場合、抜糸は術後から何日後でしょうか?
手術内容にもよりますが、7~14日で抜糸をします。
抜糸まではどのように過ごしたらいいでしょうか?
当日からシャワーは可能です。手術日に関しまして、夜は飲酒を控えてください。患部を圧迫したり、 こすったりしないよう気をつけていただければ、日常生活に制限はありません。気になることがありましたら、いつでもご相談ください。
手術後は痛みますか?
小さいほくろ等のできもの切除は、レーザーによる切除でほとんど痛みが出ません。大きいできものや、皮膚の深いところに埋まっているできものを切除した場合、数日間に渡って痛みが出ることがあります。痛みが不安な方には、痛み止めの内服薬を処方いたします。
できもの治療後は傷跡が残りますか?
比較的小さな皮膚腫瘍の治療はレーザーで治療をいたしますので、治療後の傷跡はほとんど残りません。メスによる切除の場合も、程度にはよりますが、傷跡が残りにくいよう丁寧に縫合いたします。術後はしばらくは薄く傷跡が残りますが、時間とともに目立たなくなります。負荷のかかりやすい施術部位や個人差などで傷跡が変わることがあります。不安な点は施術前にわかりやすく説明いたしますのでまずはご相談ください。
保険は適用されますか?
病理検査を行い、診断をつけることで保険の適用になります。美容目的のレーザー治療などは保険適用外です。ほくろは一部保険適用外もあります。詳しくは診察の上ご説明いたします。
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