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2025.11.02|肌育注射

肌育注射の種類を徹底解説!特徴や期待できる効果、注意点などを詳しく解説

「肌育注射」と検索すると、多くの情報が出てきます。そのため、「種類が多すぎてどれを選べば良いの?」「それぞれの特徴や効果はどう違うの?」と迷う方も多いのではないでしょうか。

肌育注射には、リジュラン・プルリアル・ジュベルックなど多彩な種類があり、成分や期待できる効果も異なります。

そこでこの記事では、肌育注射の種類を徹底解説します。期待できる効果や料金相場などを詳しく解説します。この記事を読めば、自分に合う肌育注射を理解できるので、施術を検討している方はぜひ参考にしてみてください。

肌育注射とは?

肌育注射とは、肌の内部に細胞の再生や修復を促す成分を直接注入し、肌質を根本から改善する注入治療の総称です。従来のヒアルロン酸注入は、しわや溝を埋める「ボリューム補填」を目的としていました。それに対し、肌育注射は線維芽細胞を刺激してコラーゲンやエラスチンの産生を高め、自然なハリ・ツヤを引き出す点が大きな違いです。

小じわやたるみ、乾燥やくすみなど、加齢に伴う複合的な悩みに対応できるほか、ナチュラルな若返りを目指せる治療として注目されています。

ゆきスキンクリニックでは、副院長自身が実践する肌育のノウハウをもとに、一人ひとりに合わせた肌育注射を提供しています。「皮膚の悩みから美容全般に至るまで全てを改善できる、一生通えるクリニック」というコンセプトのもと、皮膚に関するお悩みに幅広く対応します。ぜひお気軽にご来院ください。

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【肌育注射の種類別】特徴・期待できる効果

ここでは、代表的な肌育注射を取り上げ、それぞれの成分や作用、得られる効果の違いを解説します。

リジュラン

リジュランはサーモン由来のポリヌクレオチドを主成分とし、皮膚の自己修復力を高める作用に優れた製剤です。ダメージを受けた細胞を回復させる働きがあるため、赤みや炎症後の色素沈着、小じわや毛穴開きに効果的です。

目元や口元といったデリケートな部位にも施術可能で、肌質改善だけでなく透明感アップにもつながります。「肌の再生」に重点を置いた治療を希望する方に選ばれることが多い注射です。

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プルリアル

プルリアルは、ポリヌクレオチド(PN)に加えて非架橋ヒアルロン酸と抗酸化成分マンニトールを配合しているのが特徴です。施術直後からうるおいを補給できる即効性に加え、マンニトールによる酸化ストレス防御作用で効果を長持ちさせる点が強みです。

ハリ不足や小じわの改善、赤みや色むらの均一化にも有効で、短期的な変化と長期的な肌質改善を両立させたい方に適しています。

プルリアルに関してさらに詳しく知りたい方は、以下の記事もぜひご覧ください。
プルリアルとは?期待できる効果やメリット・デメリットを詳しく解説

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ジュベルック

ジュベルックはポリ乳酸(PLLA)を主成分とし、体内で分解されながら長期的に線維芽細胞を刺激してコラーゲンを生成します。効果が現れるまでに数週間〜数ヶ月を要する一方、1〜2年という長い持続効果を得られるのが最大の特徴です。

深いしわやたるみ、フェイスラインのリフトアップに効果が高く、短期的な改善よりも根本的で長期的な若返りを目指す方に最適な製剤です。

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ジャルプロ

ジャルプロは非架橋ヒアルロン酸とアミノ酸(グリシン・プロリン・リシン・ロイシン)を組み合わせた製剤です。ヒアルロン酸が即効的にうるおいを与え、アミノ酸がコラーゲンやエラスチンの生成をサポートすることで小じわや乾燥を改善し、肌のトーンアップにも寄与します。

施術後すぐに肌のふっくら感を感じやすく、ナチュラルな仕上がりを求める方に人気があります。初めて肌育注射を試す方にもおすすめです。

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コラウム

コラウムは、ヒアルロン酸に加えて成長因子やアミノ酸を配合した肌育注射です。細胞の代謝を活性化させながら水分保持力を高めるため、即効性と持続性を兼ね備えています。

小じわや乾燥、肌のハリ不足に効果を発揮し、自然で健康的な肌の質感を取り戻すのが特徴です。エイジングサインが出始めた方や、肌のキメを整えて透明感を出したい方に適しています。また、刺激が少なく、敏感肌の方でも受けやすいのが特徴です。

プロファイロ

プロファイロは、高濃度のヒアルロン酸を2種類の分子量で配合した製剤で、肌全体の若返りを目的として使用される製剤です。従来のヒアルロン酸注射のように部分的にボリュームを補うのではなく、顔全体に水分と弾力を与え、ナチュラルなハリを実現します。

施術後は全体的にリフトアップしたような印象になり、たるみや弾力低下を改善します。1回の施術で広範囲に効果が出やすいため、全顔のエイジングケアを希望する方におすすめです。

リズネ

リズネは、非架橋ヒアルロン酸にスキンブースター成分を加えた肌育注射です。肌の内側からうるおいを補給すると同時に、毛穴の引き締めや凹凸の改善に効果を発揮します。

ニキビ跡や肌の凹み、小じわが気になる方におすすめで、肌表面をなめらかに整える働きがあります。ダウンタイムが比較的少ないため、仕事や日常生活に支障を出したくない方にも適した製剤です。

レニスナ

レニスナは、高濃度のヒアルロン酸に複数の栄養素を加えた製剤で、即効的な保湿効果と長期的な肌質改善を両立する製剤です。乾燥小じわやくすみの改善に優れ、うるおいを取り戻すことで肌全体が若々しく見えるようになります。

乾燥が強い季節や、肌荒れを防ぎながら美肌を維持したい方に適しています。施術直後から実感できるうるおい効果が魅力で、イベント前の集中ケアとしても利用されることが多いです。

スネコス

スネコスは、非架橋ヒアルロン酸と6種類のアミノ酸を組み合わせてあり、肌の自然なコラーゲン・エラスチン生成を促すことに特化した製剤です。ヒアルロン酸単体では難しい「線維芽細胞の活性化」を叶えるため、肌をふっくらと若々しく改善します。

目元や口元といったデリケートな部位に適しており、小じわやハリ不足の改善に効果的です。また、自然な仕上がりになるため、不自然な膨らみを避けたい方やナチュラル志向の方に選ばれやすい肌育注射です。

プルリアルデンシファイ

プルリアルデンシファイは、サーモン由来のポリヌクレオチドを高濃度で配合しており、肌の修復力や再生力を高める点に優れた製剤です。非架橋ヒアルロン酸によるうるおい補給とマンニトールによる抗酸化作用も加わり、即効性と持続性の両立を実現しています。

小じわやたるみ、弾力低下など加齢に伴う複合的な悩みに効果を発揮し、数回の施術を重ねることで肌質の根本的な改善が期待できます。エイジングケアを本格的に始めたい方に適した選択肢です。

プルリアルデンシファイに関してさらに詳しく知りたい方は、以下の記事もぜひご覧ください。
プルリアルデンシファイとは?特徴や期待できる効果について徹底解説!

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プルリアルシルク

プルリアルシルクは、プルリアルシリーズの中でもマイルドな処方で設計されており、敏感肌や肌育注射を初めて受ける方におすすめの製剤です。軽度の小じわや乾燥を改善し、肌全体に自然なうるおいとツヤを与えます。

肌のトーンを整えたり、軽い赤みや色むらを改善したりする効果も期待できるため、若年層の肌質改善や予防的エイジングケアにもおすすめです。刺激が少ない一方で、継続的に施術を行うことでなめらかで均一な肌質を目指します。

ボライトXC

ボライトXCは、アラガン社が開発したヒアルロン酸製剤で、FDA(米国食品医薬品局)の承認を得ている信頼性の高い製品です。特徴は1回の施術で6〜9ヶ月という長期間の保湿効果が期待できる点で、肌のうるおいをキープしながら小じわを改善します。

顔全体の乾燥やキメの乱れを整える効果があり、透明感やハリの回復にも優れています。安全性が高く、持続力もあるため、定期的なメンテナンスをしながら肌を若々しく保ちたい方に最適です。

肌育注射の施術方法

肌育注射には大きく分けて「手打ちによる注入」と「機械による注入」があります。どちらも有効な方法ですが、アプローチや得られる仕上がり、ダウンタイムの程度に違いがあります。

手打ちによる注入

手打ち注入は、医師が細い針を用いて、1点ずつ丁寧に薬剤を注入する方法です。深さや注入量を調整できるため、目元や口元など繊細な部位や、しわ・クマなどピンポイントの悩みに高い効果を発揮します。

患者ごとの肌質や骨格に合わせてデザインできる点がメリットです。一方で、注入時の痛みや針跡が出やすく、施術時間が長くなる傾向があります。また、仕上がりは医師の技術に大きく左右されるため、経験豊富な医師を選ぶ必要があります。

機械による注入

機械注入は、専用の自動注入機を用いて、薬剤を均一に注入する方法です。深さや注入量が一定に保たれるため、顔全体や広範囲の施術に向いています。短時間で均一に薬剤を届けられるため、肌全体の質感改善やハリ感アップを目的とする場合に適しています。メ

リットは仕上がりにムラが少なく、施術時間が短縮できる点です。ただし、細かいデザイン調整は難しく、部分的なしわや凹みに対しては効果が限定的な場合があります。

肌育注射のメリット・デメリット

肌育注射は、肌を根本から改善する治療として注目されています。ここでは、施術を検討する際に知っておきたい主なメリットとデメリットについて解説します。

メリット

肌育注射の最大のメリットは、肌細胞そのものを活性化させてコラーゲンやエラスチンの生成を促し、自然な若返り効果を得られる点です。従来のヒアルロン酸注入のように「しわを埋める」だけでなく、肌質そのものを改善するため、小じわ・乾燥・毛穴の開き・ハリ不足といった複合的な悩みに対応可能です。

また、施術直後からうるおいやハリを感じやすい種類もあり、イベント前の集中ケアにも活用できます。製剤によっては、数ヶ月から1年以上効果が持続するものもあり、継続的に施術することで肌の基盤が強化され、将来的なエイジング予防にもつながります。

デメリット

デメリットは、施術後に赤み・腫れ・内出血といったダウンタイムが出る場合があることです。目元や口元など皮膚が薄い部位では針跡が残りやすく、完全に消えるまで数日を要することがあります。

効果を実感するまでに数回の施術が必要な種類もあり、定期的な通院が欠かせません。費用も1回数万円〜数十万円と幅があり、継続的に受けるとなると経済的な負担になる可能性があります。また、妊娠中や授乳中、皮膚の炎症がある方などは施術を受けられない場合もあるため、事前の診察と適応確認が重要です。

肌育注射がおすすめな方

肌育注射は、加齢や生活習慣の影響で肌のハリやうるおいが失われ、小じわやたるみが気になり始めた方におすすめです。ヒアルロン酸やアミノ酸、ポリヌクレオチドなどを肌内部に直接届けることで細胞を活性化させ、自然なコラーゲンやエラスチンの生成を促します。

「不自然に膨らませるのではなく、自分本来の肌を整えたい」という方におすすめの製剤です。さらに、イベント前の短期的な肌質改善や、継続的に施術を受けて長期的な若返りを目指したい方にも適しており、男女問わず幅広い世代から支持されています。

ゆきスキンクリニックでは、副院長自身が実践する肌育のノウハウをもとに、一人ひとりに合わせた肌育注射を提供しています。「皮膚の悩みから美容全般に至るまで全てを改善できる、一生通えるクリニック」というコンセプトのもと、皮膚に関するお悩みに幅広く対応します。ぜひお気軽にご来院ください。

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肌育注射の料金相場

肌育注射の料金相場は、注入する製剤の種類や配合成分、使用する本数によって変動します。一般的には1回あたり2万円〜10万円程度が目安で、人気の製剤や高濃度タイプを使用する場合はさらに高額になるケースも少なくありません。

効果を安定的に実感するためには複数回の施術が推奨されることが多く、3〜4回の施術を受けると合計で10万円〜30万円ほどかかるのが一般的です。長期的に効果が持続する製剤を選ぶことでコストパフォーマンスが良くなる場合もあるため、料金だけでなく目的やライフスタイルに合わせて選択することが重要です。

まとめ

この記事では、肌育注射の種類や特徴、期待できる効果などを解説しました。肌の修復力を高めるリジュラン、即効性と持続性を両立するプルリアル、長期的な効果を期待できるジュベルックなど、種類ごとに強みが異なります。

それぞれの特徴を理解し、自分の肌悩みや目的に合った製剤を選ぶことが大切です。この記事を参考に、自分に合う肌育注射を見極めて、理想的な美肌を目指しましょう。

小林智之

記事監修医プロフィール院長 / 小林 智之

大学病院にて皮膚科領域や形成外科、救急など修練するうち、目に見える多くの疾患が治癒していく経過を確認できることに魅力に感じ専攻いたしました。
しかし、一般皮膚科だけでは改善しないお悩みに直面し、皮膚科診療と並行しながら美容皮膚科を学びました。
これまでの経験を活かし、当院の特徴である、多角的方面から疾患やお悩みを改善できるクリニック、まさしく小さなお子様から皆様のお肌のホームドクターを目指したいと思っております。
お肌のお悩みは女性も男性も同じだと思いますので、お気軽にご相談ください。

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