2025.04.17|ルビーレーザー
ADMは、適切に治療すれば改善が目指せます。しかし、ADM治療をする前に「ADM治療にはどのような種類があるの?」「保険適用されるの?」と疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。ADMの原因は明らかになっていませんが、紫外線対策やスキンケアなど、予防策を知っておくことも重要です。
そこでこの記事では、ADM治療の種類や料金相場について解説します。また、シミと見分ける方法や、治療する際の注意点も併せて紹介します。
この記事を読めば、ADMの治療について理解することができるので、「ADMによるシミや色素沈着を改善したい」と考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
「シミやそばかす、肌のくすみを改善したい」「今までの光治療では肌改善の効果が出なかった」と悩んでいる方はいませんか。そんな方におすすめなのが、「ゆきスキンクリニックのルビーレーザー」です。
ゆきスキンクリニックのルビーレーザーは、シミや肌のくすみの原因となるメラニン色素を破壊し、色素疾患を治療します。ルビーレーザーはメラニン色素だけを選択して破壊するため、ダウンタイムが短く、痛みが少ないです。そんなルビーレーザーの特徴は以下のとおりです。
このようにルビーレーザーは短時間で肌に優しいながらも、シミやそばかす、肌のくすみを改善できます。肌の透明感を取り戻したいという方はゆきスキンクリニックのルビーレーザーをお試しください。
ゆきスキンクリニックは、「皮膚の悩みから美容全般に至るまで全てを改善できる、一生通えるクリニック」というコンセプトのもと、皮膚に関するお悩みに幅広く対応します。どこよりもわかりやすい説明を心がけて診療を行っているため、肌悩みを解決したいという方は、ぜひお気軽にご来院ください。
ゆきスキンクリニックのルビーレーザーの料金 | 13,200円〜 |
アクセス | 東京都豊島区東池袋4-21-1
池袋駅から徒歩10分 東池袋駅から徒歩1分 |
連絡先 | 電話番号:03-5956-0005 |
営業時間 | 10:00〜13:00
14:30〜18:30 |
休診日 | 木曜日・日曜日・祝日 |
ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)は、加齢や外的要因によって、皮膚の真皮層にメラニンが異常に蓄積される症状です。シミの1種であり、顔や手などの目立つ部分に現れることが多くあります。ADMの症状は、主に30代以降に見られます。
ここからは、ADMの症状や原因を詳しく解説していきます。
ADMは、顔や手、肩など目立つ部位に現れる茶色や黒色の斑点です。シミと異なり、真皮層にメラニンが異常に蓄積されて発生します。最初は目立たなくても、時間が経つと広がり、色が濃くなることがあります。
また、ADMは、ファンデーションで隠すと灰色や紫色になることも特徴の1つです。ADMは、発生する部位が似ている肝斑やそばかすと間違われやすい症状ですが、発症する部位が異なるため、自己判断するのは難しいでしょう。
ADMの正確な原因はまだはっきりとは分かっていませんが、いくつかの要因が関係していると考えられています。まず、遺伝的な要素が関わっている可能性があり、家族にADMの方がいる場合、発症しやすい傾向にあります。
また、紫外線も影響を与えると言われており、長時間の紫外線によるダメージも、メラニンを異常に蓄積させる原因の1つです。さらに、女性ホルモンの変化も関係しているとされ、妊娠中や閉経後に発症する方が多くいます。現時点では、ADMが自然に治癒することはなく、治療することで改善が目指せます。
ADMとシミは見た目が似ていますが、いくつかの違いがあります。シミは、主に表皮層に発生するのに対し、ADMは真皮層に現れます。ADMは、1〜3mmの小さな点状シミが左右対称に現れ、頬骨や目尻、額に現れやすいのが特徴です。
一方で、加齢によるシミ(老人性色素斑)は、輪郭がはっきりしており、紫外線が当たりやすい部位に現れます。ADMは不規則に広がることがあり、シミとは異なる特徴を持っています。
以下の記事では、代表的なシミの種類と治療方法を紹介しています。シミの種類を見極めて、適切な治療を受けましょう。
【要チェック】代表的なシミの種類と治療法は?自分のシミの種類を見極めよう!
ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)の治療方法には、レーザー治療をはじめ、内服薬や外用薬など、さまざまな選択肢があります。どのような治療方法を選択するかは、症状の進行具合や患者様の希望に応じて決めることが重要です。
ここでは、主な治療法であるQスイッチルビーレーザーとピコレーザー、内服薬・外用薬を詳しく解説します。
Qスイッチルビーレーザーは、ADMの治療に効果的な施術の1つで、真皮層に蓄積されたメラニン色素にアプローチします。ルビー色のレーザー光線は、メラニン色素に特異的に反応し、深部に沈着した色素を効率よく破壊できます。
Qスイッチルビーレーザーは、周囲の皮膚へのダメージを最小限に抑えられる点が大きなメリットです。そのため、肌表面を傷つけることなく、深層にあるメラニン色素をターゲットにできます。
さらに、治療後の回復が早く、ダウンタイムも少ないため、忙しい方にもおすすめです。ルビーレーザーによる治療は数回受ける必要がありますが、定期的に施術を受けることで、色素沈着の改善が期待できます。
ピコレーザーは、1兆分の1秒(ピコ秒)と非常に短い時間でレーザーを照射する治療法です。高速の照射により、従来のレーザーよりも強力な効果を発揮します。特に、ADMのような深層に沈着したメラニン色素に対して、従来よりも効率的にアプローチできるため、とても効果的です。
レーザーが細かくメラニンを破壊し、治療後の回復が早く、ダウンタイムが最小限に抑えられます。また、ピコレーザーは肌に優しいため、肌が過度にダメージを受けることなく、術後もスムーズに回復します。
以下の記事では、シミ取り治療でおすすめのレーザーや、治療する際の注意点を詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
シミ取り治療のおすすめは?シミの症状ごとにおすすめのレーザーの種類や注意点を詳しく解説
内服薬や外用薬は、ADM治療において補助的な役割を果たします。特に、ハイドロキノンやトレチノインなどの美白成分を含む薬は、メラニンの生成を抑制し、色素沈着の予防に有効です。
また、ハイチオールなどの内服薬では、抗酸化作用のある成分が肌のターンオーバーを促進し、色素沈着を軽減する効果が期待できます。内服薬と外用薬は、レーザー治療などと併用することで、より効果的にADMが改善できるでしょう。
ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)の治療には、複数回の治療が必要です。さらに、治療法に応じて、回数や間隔を調整することも重要なポイントです。
ここでは、ADM治療の必要な回数と、適切な間隔を解説します。
ADMの治療は、基本的に1回の施術では十分な効果が得られません。治療法によって異なりますが、Qスイッチルビーレーザーやピコレーザーを用いた場合、メラニン色素を破壊するためには、3〜5回程度の治療が必要です。
治療回数は症状の進行具合や、治療に対する反応によって異なるため、最適な回数を医師が判断します。治療の回数は自己判断せず、医師による診察を受けて決めましょう。
ADMの治療間隔は、治療法や1人ひとりの肌の状態によって異なりますが、通常は3〜6ヶ月に1回のペースで治療を受けるのがおすすめです。特に、Qスイッチルビーレーザーやピコレーザーの治療では、1回の治療でメラニン色素を完全に破壊するのは難しいため、適切な間隔で治療を受けることが重要です。
適切な間隔を空けることで、治療後の回復時間を確保し、肌への負担を最小限に抑えられます。効率よくADMを治療するためには、治療後の経過を見ながら、最適な間隔を調整することが大切です。
シミ取り治療は基本的に自由診療ですが、ADM治療に関しては保険が適用されます。発症年齢や色、形、分布などをもとにADMと診断されると、保険適用で治療が受けられます。
ADMのレーザー治療は、5回まで保険が適用され、クリニックに支払う料金は3割負担です。ただし、シミの範囲や患者の状態によって料金が異なるため、実際の治療費はクリニックで確認しましょう。
ADMの治療を進める際には、いくつかの重要な注意点があります。ADM治療における注意点を把握しておくことで、施術後に後悔するリスクを減らせます。
ここでは、ADM治療の注意点を紹介するので、これから治療を受ける予定の方は確認しておきましょう。
ADMを治療する方法はいくつかの選択肢がありますが、効果的な治療法は症例によって異なります。例えば、Qスイッチルビーレーザーやピコレーザーなどのレーザー治療は、ADM治療に効果的ですが、治療の深さや照射方法によって結果が大きく変わることもあります。
納得のいく結果を得るためには、治療前に十分なカウンセリングを受け、自分の肌に合った治療法を選ぶことが重要です。また、ADMと他のシミが混合している場合は、いくつかの施術を組み合わせることで、より高い効果が得られるでしょう。
ADMの治療は、1回だけではなく、数回受けることが一般的です。深層に沈着したメラニン色素をターゲットにする場合は、1回の治療で完全に改善するのは難しいでしょう。
そのため、治療期間が長期にわたることを理解して、計画的に治療を進めていく必要があります。また、回復には時間を要することもあるため、日常生活への影響を最小限に抑えつつ、治療を進めていくことが重要です。
ADM治療の費用は、治療方法やクリニックによって異なりますが、保険適用される場合、1回の治療あたり6,000円〜12,000円程度が相場です。保険適用の場合、自己負担が3割となるため、比較的手頃な費用で治療が受けられます。
ただし、保険適用外の治療を受ける場合や、複数回の治療が必要な場合は、費用が高くなる可能性もあります。治療の費用については、事前にクリニックで確認し、納得したうえで治療しましょう。
ADMは、治療すれば改善されることがほとんどですが、炎症が長引いたりするケースです。ADM治療の失敗は、治療方法の選択ミスや、アフターケアの不足などが主な原因です。
ここからは、ADM治療の失敗事例を紹介します。
ADM治療後に、シミが一時的に濃くなることがあります。治療後にシミが濃くなる症状を、炎症後色素沈着(戻りシミ)といい、最初は治療効果が感じられず、色が濃くなることで失敗したと感じるのです。
炎症後色素沈着は、ダウンタイムの1つなので、適切なケアを行えば、時間と共に色素は薄くなります。ただし、誤ってADMと判断されて治療した場合は、シミが濃くなったまま戻らない可能性があります。
適切なADM治療を行った場合でも、肌質やアフターケア不足などによっては、炎症が続く場合があります。赤みなどの炎症が続くと、色素沈着が起きやすくなるため、治療を受けたクリニックでの診察を受け、適切な対応をしてもらうことが重要です。
まれに、ADM治療を行ったにもかかわらず、シミが完全に消えないことがあります。シミが消えない原因は、メラニンが深層に蓄積していたり、治療方法が合わなかったりした場合です。
ADMの治療後にシミが残っている場合は、追加治療を受けることで、改善されることがあります。ADM治療してもシミが消えない方は、治療を受けたクリニックを受診し、相談してみましょう。
ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)は、適切なケアをすることで予防できます。ADMの予防には、紫外線対策やスキンケアの見直し、生活習慣の改善などが挙げられます。
ADMを予防するためには、日常的な注意が必要ですが、しっかり実践することで、ADMのリスクが減らせるでしょう。ここでは、具体的な予防方法を紹介します。
すぐに実践できるものばかりなので、ADMのシミで悩んでいる方は、ぜひ日々の生活に取り入れてみてください。
紫外線は、ADMを引き起こす原因の1つです。そのため、ADMを予防するためには、日常的にしっかりとした紫外線対策が必要です。まず、日焼け止めをこまめに塗り直すことが基本です。
日焼け止めは、UPF15以上のものを使用し、2〜3時間おきに塗り直すようにしましょう。また、帽子や日傘を使って紫外線を避けることも重要です。特に、強い日差しを避けるために、外出時には10時〜14時までの時間帯を避けることが推奨されます。さらに、室内でも紫外線は窓から差し込むため、UVカットのカーテンを使用したり、長時間窓の近くにいる際は日焼け止めを塗ったりすることが大切です。
ADMの予防には、日々のスキンケアが欠かせません。特に、ビタミンC誘導体や、プラセンタエキスなどの成分が配合された製品を取り入れることで、メラニンの生成が抑制できます。乾燥した肌は外部刺激を受けやすく、シミや色素沈着を引き起こしやすい状態です。そのため、洗顔後の保湿も重要です。
洗顔した後はすぐに保湿して乾燥を防ぎ、紫外線ダメージを抑えるポリフェノールや、ビタミンEなどを含むスキンケア製品を使用するのがおすすめです。ポリフェノールやビタミンEは、皮膚の細胞を保護し、シミの原因となるメラニン色素の生成を抑える働きがあります。
ADMを予防するためには、生活習慣の見直しも重要であるため、摩擦を防ぐ生活を心がけることが大切です。シミは摩擦による肌の炎症で悪化する可能性があり、摩擦を減らすことで肌質改善に繋がり、ADMの予防効果が期待できます。
摩擦が起きやすい場面には、メイクや洗顔、長時間のマスク着用などがあります。メイクや洗顔をする際、気づかないうちに肌に摩擦がかかります。メイクや洗顔アイテムを柔らかい素材に変えたり、洗顔時にきめ細かな泡を使ったりするなどの工夫をして、摩擦を軽減しましょう。
「シミやそばかす、肌のくすみを改善したい」「今までの光治療では肌改善の効果が出なかった」と悩んでいる方はいませんか。そんな方におすすめなのが、「ゆきスキンクリニックのルビーレーザー」です。
ゆきスキンクリニックのルビーレーザーは、シミや肌のくすみの原因となるメラニン色素を破壊し、色素疾患を治療します。ルビーレーザーはメラニン色素だけを選択して破壊するため、ダウンタイムが短く、痛みが少ないです。そんなルビーレーザーの特徴は以下のとおりです。
このようにルビーレーザーは短時間で肌に優しいながらも、シミやそばかす、肌のくすみを改善できます。肌の透明感を取り戻したいという方はゆきスキンクリニックのルビーレーザーをお試しください。
ゆきスキンクリニックは、「皮膚の悩みから美容全般に至るまで全てを改善できる、一生通えるクリニック」というコンセプトのもと、皮膚に関するお悩みに幅広く対応します。どこよりもわかりやすい説明を心がけて診療を行っているため、肌悩みを解決したいという方は、ぜひお気軽にご来院ください。
ゆきスキンクリニックのルビーレーザーの料金 | 13,200円〜 |
アクセス | 東京都豊島区東池袋4-21-1
池袋駅から徒歩10分 東池袋駅から徒歩1分 |
連絡先 | 電話番号:03-5956-0005 |
営業時間 | 10:00〜13:00
14:30〜18:30 |
休診日 | 木曜日・日曜日・祝日 |
この記事では、ADMの治療方法について解説しました。
ADMの原因は明らかになっていませんが、紫外線や加齢、生活習慣が影響すると考えられています。ADMを治療する際は、主にQスイッチルビーレーザーや、ピコレーザーが選ばれます。
レーザーによるADM治療を受けても、対策をしなければ再発してしまう可能性があるため、紫外線対策をしたり、正しいスキンケアを心がけたりすることが大切です。
この記事を参考に、自分に合った方法でADM治療を受けましょう。レーザー治療が気になる方は、ぜひゆきスキンクリニックへご相談ください。
記事監修医プロフィール院長 / 小林 智之
大学病院にて皮膚科領域や形成外科、救急など修練するうち、目に見える多くの疾患が治癒していく経過を確認できることに魅力に感じ専攻いたしました。
しかし、一般皮膚科だけでは改善しないお悩みに直面し、皮膚科診療と並行しながら美容皮膚科を学びました。
これまでの経験を活かし、当院の特徴である、多角的方面から疾患やお悩みを改善できるクリニック、まさしく小さなお子様から皆様のお肌のホームドクターを目指したいと思っております。
お肌のお悩みは女性も男性も同じだと思いますので、お気軽にご相談ください。