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2026.05.31|KADASON

脂漏性皮膚炎が治らない本当の理由と正しい改善法【医師解説】

「皮膚科に3年通い続けているのに、脂漏性皮膚炎が治らない」。そんな焦りを抱えている方も多いのではないでしょうか。「ステロイドを塗れば一時的に落ち着くのに、やめるとまた赤みやかゆみが戻ってくる」「一生このままなのかと不安」という方も少なくありません。

脂漏性皮膚炎は、医学的に「完治」ではなく「コントロール」する疾患に分類されています。医師の指導のもとで適切な治療とセルフケアを継続することにより、症状の安定した状態(寛解)を目指すことが可能です。この記事では、治らない医学的理由と具体的な改善法を解説します。

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脂漏性皮膚炎が治らない本当の理由とは?

脂漏性皮膚炎が治らないのは、あなたのケアが間違っているからではありません。脂漏性皮膚炎は医学的に「完治しない慢性疾患」に分類され、皮膚に常在するマラセチア菌と皮脂の関係が根本原因です。ここでは、治らない医学的な理由と、薬をやめると再発するメカニズムを解説します。

ここでは以下を解説します。

  • 脂漏性皮膚炎は「完治しない慢性疾患」という事実
  • マラセチア菌と皮脂が再発を繰り返すメカニズム
  • 薬をやめると再発する理由

脂漏性皮膚炎は「完治しない慢性疾患」という事実

脂漏性皮膚炎は、高血圧や糖尿病と同じように「完治させる」のではなく「コントロールし続ける」疾患です。日本皮膚科学会の情報でも、脂漏性皮膚炎は慢性・再発性の皮膚疾患と位置づけられています。

「完治しない」と聞くと絶望的に感じる恐れがあります。しかし、この言葉の本当の意味は「一生苦しみ続ける」ではなく、「適切な管理を続ければ、症状がほぼ出ない寛解の状態を維持できる」ということです。

実際に、適切な治療とセルフケアを組み合わせることで、日常生活に支障のないレベルまでコントロールしている方は多くいらっしゃいます。脂漏性皮膚炎が治らないと感じている方にまず知っていただきたいのは、「完治」のゴール設定を「寛解の維持」に切り替えることが改善への第一歩だという点です。

マラセチア菌と皮脂が再発を繰り返すメカニズム

脂漏性皮膚炎の原因は、皮膚に常在する「マラセチア菌」という真菌(カビの一種)にあります。マラセチア菌は誰の肌にも存在する常在菌のため、完全に除去することは不可能です。

マラセチア菌が分泌する酵素(リパーゼ)によって皮脂のトリグリセリドが分解され、遊離脂肪酸が産生されます。皮脂腺が多く集まる顔(鼻周り・眉間・額)や頭皮に症状が集中するのは、マラセチア菌が活動しやすい環境が整っているためです。

つまり、菌も皮脂も体の正常な構成要素であるために、「原因を取り除いて完治する」というアプローチが根本的に成立しません。

薬をやめると再発する理由

「ステロイドを塗ると良くなるのに、やめるとすぐ再発する」。脂漏性皮膚炎が治らないと感じる最大の理由がこのパターンでしょう。

ステロイド外用薬は炎症を速やかに鎮める力を持っていますが、原因であるマラセチア菌を除去する作用はありません。抗真菌薬もマラセチア菌の増殖を抑制しますが、常在菌を完全に消し去ることは不可能です。

つまり、「薬が効いている=治った」のではなく「コントロールできている状態」にすぎません。症状が消えた段階で自己判断で薬をやめると、抑えられていたマラセチア菌が再び活性化し、炎症が再燃してしまいます。

この再発サイクルを断つために有効なのが「プロアクティブ療法」です。症状が治まった後も、医師の指示に従って予防的に薬を継続使用することで、再発リスクを下げることが期待できます。

ゆきスキンクリニック東池袋は、皮膚科保険診療と美容皮膚科の両軸で脂漏性皮膚炎のご相談を承っています。都心大手美容クリニックでの院長経験を持つ医師が、寛解維持を前提とした治療プランとセルフケアまで中立的にご提案します。予約ページから24時間いつでも診察・施術の予約が可能です。

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脂漏性皮膚炎が悪化・繰り返す5つの原因とは?

脂漏性皮膚炎が慢性疾患であることに加え、日常生活の中に「悪化を繰り返すトリガー」が潜んでいます。よかれと思って行っているスキンケアや、自己判断での薬の中断が逆効果になっていることも珍しくありません。ここでは脂漏性皮膚炎を悪化させる5つの主要な原因を解説します。

まずは以下のチェックリストで、ご自身に当てはまる項目がないか確認してみてください。

チェック項目 悪化リスク 詳細
1日2回以上洗顔している 過剰洗顔で皮脂分泌が増加 H3-2-1で解説
保湿クリームを厚く塗っている マラセチア菌の栄養になる H3-2-1で解説
ステロイドを症状が消えたらすぐやめる リバウンドで炎症再燃 H3-2-2で解説
脂質の多い食事・甘いものが多い 皮脂分泌を促進 H3-2-3で解説
慢性的な睡眠不足 ホルモンバランスの乱れで皮脂増加 H3-2-4で解説
40代以降の女性 更年期のホルモン変動が影響 H3-2-5で解説

ここでは以下を解説します。

  • 間違ったスキンケアが脂漏性皮膚炎を悪化させる
  • ステロイド外用薬の自己判断による中断・長期使用
  • 食事の乱れとビタミンB群不足
  • ストレス・睡眠不足による皮脂分泌の増加
  • ホルモン変化(更年期・生理周期)が脂漏性皮膚炎に与える影響

間違ったスキンケアが脂漏性皮膚炎を悪化させる

「とにかく清潔にしなければ」と1日に何度も洗顔を繰り返すと、肌の皮脂を過剰に奪ってしまいます。皮膚は失った皮脂を補おうとして、かえって皮脂分泌が増加するという悪循環に陥りがちです。

反対に、保湿が大切だからと油分の多いクリームを厚く塗るのも逆効果になりかねません。油性成分はマラセチア菌の栄養源となり、菌の増殖を促してしまう可能性があります。

脂漏性皮膚炎の方に適したスキンケアは、低刺激の洗顔料で1日1〜2回優しく洗い、油分の少ないジェルやローションタイプの保湿剤を薄く塗ることです。「洗いすぎず、塗りすぎず」のバランスが重要になります。

毛穴の開きについては、以下の記事で詳しく解説しています。
毛穴の開きを改善するなら池袋のゆきスキンクリニック!毛穴が開く原因とおすすめの施術なども紹介

ステロイド外用薬の自己判断による中断・長期使用

脂漏性皮膚炎が治らないと感じる方の多くが、ステロイド外用薬の使い方に課題を抱えています。

自己判断で突然中断すると、抑えられていた炎症が一気に再燃する「リバウンド」が起こりやすくなります。一方、漫然と長期使用を続けると、皮膚萎縮や毛細血管拡張(いわゆる酒さ様皮膚炎)などの副作用リスクが高まってしまいます。

正しい使い方は、医師の指示に従って段階的に減量していく「プロアクティブ療法」です。症状が改善した後も、塗布頻度を少しずつ減らしながら維持療法を続けることで、リバウンドを防ぎつつステロイドの副作用リスクも最小限に抑えられます。

食事の乱れとビタミンB群不足

脂漏性皮膚炎の悪化には食事も深く関わっています。特にビタミンB2とB6は皮脂の分泌をコントロールする働きがあり、不足すると皮脂の過剰分泌につながると報告されています。

栄養素 働き 多く含む食品
ビタミンB2 皮脂分泌の調整・皮膚の健康維持 レバー・卵・納豆・牛乳
ビタミンB6 皮脂の代謝促進・肌荒れ予防 鶏ささみ・まぐろ・バナナ・にんにく

逆に、揚げ物やスナック菓子など脂質の多い食事や、チョコレート・ケーキなど糖質の多い食品は皮脂分泌を促進します。ファストフード中心の食生活を続けている場合は、まず1日1食を和食中心に切り替えるところから始めてみてください。

ストレス・睡眠不足による皮脂分泌の増加

ストレスを感じると、体内でコルチゾール(ストレスホルモン)の分泌が増加します。コルチゾールは皮脂腺を刺激して皮脂の分泌を促す作用があるため、慢性的なストレスは脂漏性皮膚炎の悪化に直結しやすいです。

睡眠不足も同様のメカニズムで影響を及ぼします。十分な睡眠が確保できない状態が続くと、ホルモンバランスが乱れやすくなり、皮脂分泌量が増加する傾向にあります。

「ストレスをゼロにしろ」というのは非現実的でしょう。大切なのは影響を最小限にすることです。就寝の1時間前にスマートフォンを手放す、週に1回は湯船にゆっくり浸かるなど、取り入れやすい習慣から始めてみてください。

ホルモン変化(更年期・生理周期)が脂漏性皮膚炎に与える影響

40代以降の女性で脂漏性皮膚炎が悪化するケースが目立つのは、更年期のホルモン変動が大きく影響しています。エストロゲン(女性ホルモン)の減少に伴い、相対的に男性ホルモンの影響が強まることで皮脂分泌パターンが変化するためです。

生理周期でも、排卵後から生理前にかけてプロゲステロンが増加する時期に皮脂分泌が活発になり、症状が悪化しやすくなります。

ホルモンの変動が大きい場合は、皮膚科だけでなく婦人科との連携も有効な選択肢です。ホルモンバランスの安定化が皮膚の状態改善につながる場合もあるため、更年期症状が気になる方は婦人科への相談も検討してみてください。

脂漏性皮膚炎が治らないときの正しい治療法

脂漏性皮膚炎の治療は「炎症を鎮める薬」と「原因菌を抑える薬」の2本柱です。ここでは皮膚科での標準治療と、脂漏性皮膚炎向けのスキンケア製品を解説します。

ここでは以下を解説します。

  • 抗真菌薬とステロイドの正しい使い方
  • KADASON(カダソン)などの脂漏性皮膚炎向けスキンケア

抗真菌薬とステロイドの正しい使い方

脂漏性皮膚炎がなかなか治らないと感じたら、まず皮膚科の受診が第一選択です。治療の基本は、ステロイド外用薬と抗真菌外用薬の併用になります。

薬の種類 代表的な薬剤 作用 使用期間の目安
ステロイド外用薬 リンデロンV、ロコイド等 炎症を鎮めることを目的として使用 急性期1〜4週間(医師の指示による)→段階的に減量
抗真菌外用薬 ケトコナゾール マラセチア菌の増殖を抑制 長期の維持使用が推奨
抗ヒスタミン薬 フェキソフェナジン等 かゆみを軽減 症状に応じて
脂漏性皮膚炎用シャンプー KADASON、コラージュフルフル 頭皮のマラセチア菌を抑制 継続使用

急性期にはステロイドで炎症を抑えつつ、ケトコナゾールなどの抗真菌薬でマラセチア菌の増殖を抑制します。症状が改善した後は、ステロイドを段階的に減量しながら抗真菌薬の維持使用を続ける「プロアクティブ療法」へ移行するのが標準的な流れです。

自己判断で薬の種類や塗布量を変更すると、症状の悪化や副作用のリスクが高まります。薬の使い方は担当医の指示に従いましょう。

KADASON(カダソン)などの脂漏性皮膚炎向けスキンケア

処方薬と並行して、脂漏性皮膚炎に配慮したスキンケア製品を取り入れることも有効です。

KADASON(カダソン)は皮膚科医監修のもと開発されたブランドで、マラセチア菌の栄養源になりにくい成分設計が特徴です。洗顔料・化粧水・シャンプーなどのラインナップがあり、脂漏性皮膚炎の方にも配慮した処方になっています。

頭皮の脂漏性皮膚炎に悩んでいる場合は、コラージュフルフルなど抗真菌成分配合のシャンプーを週2〜3回使用するのも選択肢になります。

ただし、これらのスキンケア製品はあくまで補助的な位置づけです。処方薬による治療の代わりにはなりませんので、まずは皮膚科での診察・処方を受けたうえで併用してください。

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ゆきスキンクリニック東池袋は、一般皮膚科(保険診療)で脂漏性皮膚炎の継続診察に対応しています。院内では抗真菌成分配合の薬用シャンプー「KADASON」シリーズの取扱があり、ご来院時に院内でご購入いただくことも可能です。保険診療の処方薬と市販ケアを組み合わせた実践的な日常ケアまで、医師と相談のうえ進められます。

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脂漏性皮膚炎が治らないときのセルフケア

治療と並行して日常のセルフケアを見直すことで、脂漏性皮膚炎の症状改善を加速できます。ここでは顔・頭皮・鼻の部位別ケアと、食事・生活習慣の改善ポイントを解説します。

ここでは以下を解説します。

  • 【顔・頭皮・鼻】部位別のセルフケア
  • 食事・生活習慣の改善ポイント

【顔・頭皮・鼻】部位別のセルフケア

脂漏性皮膚炎が治らないとき、セルフケアは部位ごとに分けて考えることが大切です。

  • 顔: 低刺激の洗顔料を使い、1日1〜2回の洗顔にとどめます。保湿は油分の少ないジェルやローションを薄く塗る程度にしてください。ゴシゴシ擦る洗顔は厳禁です
  • 頭皮: 抗真菌成分配合のシャンプー(コラージュフルフル、ケトコナゾール配合シャンプー等)を週2〜3回使用します。洗うときは爪を立てず、指の腹で優しくマッサージするように洗ってください
  • 鼻周り: 皮脂腺が特に密集している部位なので、丁寧に洗浄してから薬を塗布します。小鼻の溝はコットンに薬を含ませて軽く押し当てると、塗り残しを防げます

なお、鼻周りの赤みやブツブツが「脂漏性皮膚炎」ではなく「ニキビ」の場合もあります。ニキビは毛穴の詰まりとアクネ菌が原因で、治療アプローチが異なるため、症状が紛らわしい場合は自己判断せず皮膚科で診断を受けてください。

池袋でのニキビ治療に関しては、以下の記事で詳しく解説しています。
池袋のニキビの治療法には何がおすすめ?保険診療から美容医療まで症状に合わせた治療を紹介

食事・生活習慣の改善ポイント

脂漏性皮膚炎のセルフケアで見落とされがちなのが、食事と生活習慣の改善です。

食事面では、ビタミンB2・B6を含む食品を積極的に摂取してください。レバーや納豆、鶏ささみ、まぐろなどがおすすめです。逆に、揚げ物・スナック菓子・甘い飲み物など脂質や糖質の多い食品は皮脂分泌を促すため、できる範囲で控えてみてください。

生活習慣面では、睡眠を7時間以上確保することを目標にしてください。寝不足が続くと、コルチゾールの分泌が増えて皮脂量が増加し、症状悪化のトリガーになりかねません。

「すべてを一度に変えよう」と気負う必要はありません。まずは1つだけ改善してみて、2〜3週間続けてみてください。脂漏性皮膚炎のコントロールは長期戦です。無理なく続けられることが何より大切になります。

皮膚科で脂漏性皮膚炎が治らない場合の次のステップとは?

皮膚科で長期間治療を続けても改善しない場合、2つの可能性を検討する必要があります。1つは「そもそも脂漏性皮膚炎ではない(誤診)」、もう1つは「保険診療の枠を超えた治療が必要」というケースです。ここでは見逃されやすい鑑別診断と、美容皮膚科での治療選択肢を解説します。

ここでは以下を解説します。

  • 診断が違う可能性:アトピー・乾癬・ニキビとの鑑別ポイント
  • 美容皮膚科での治療という選択肢

診断が違う可能性:アトピー・乾癬・ニキビとの鑑別ポイント

脂漏性皮膚炎が治らないとき、「本当に脂漏性皮膚炎なのか」を疑うことも重要です。実は、症状が似ている別の疾患が混在しているケースが少なくありません。

疾患名 主な症状 脂漏性皮膚炎との違い 好発部位
脂漏性皮膚炎 赤み・フケ・かゆみ マラセチア菌が原因。脂漏部位に限定 顔(鼻周り・眉間)・頭皮
アトピー性皮膚炎 乾燥・強いかゆみ・湿疹 アレルギー体質が背景。乾燥部位にも発症 肘・膝の裏・首・顔
尋常性乾癬 銀白色の鱗屑・紅斑 自己免疫疾患。鱗屑が厚く境界が明瞭 頭皮・肘・膝・腰
ニキビ(尋常性ざ瘡) 面皰・膿疱 アクネ菌が原因。毛穴の詰まりが起点 顔(額・頬・顎)
接触性皮膚炎 接触部位の赤み・水疱 特定の物質への接触で発症 接触部位に限定

鑑別のポイントは、発症部位・鱗屑(フケ)の性状・かゆみの質・家族歴の4つです。特にアトピー性皮膚炎と脂漏性皮膚炎は顔に症状が出る点が共通しており、両方が併存するケースもあります。

長期間治療を続けても改善が見られない場合は、セカンドオピニオンとして別の皮膚科を受診してみてください。

美容皮膚科での治療という選択肢

保険診療の皮膚科では、基本的に「炎症を抑える」ことが治療の中心です。一方、美容皮膚科では「肌質そのものを改善する」アプローチが可能になります。

脂漏性皮膚炎に関連する美容皮膚科での治療としては、以下のような選択肢があります。

  • ケミカルピーリング: 古い角質を除去し、肌のターンオーバーの正常化を目的として使用される場合があります。過剰な皮脂や角質を定期的にケアすることで、肌環境の改善が期待できます
  • 肌質改善注射(水光注射等): 肌全体のバリア機能向上を目的とした施術です。肌のコンディションを整えることで、治療をサポートできる場合があります

なお、これらの施術は自由診療(保険適用外)であり、費用は全額自己負担です。施術内容によって赤みや腫れなどの一時的な副作用が生じる可能性もあります。費用の目安やリスクについては、事前にカウンセリングで十分な説明を受けてから判断してください。

ルメッカの赤ら顔への効果を詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
ルメッカは赤ら顔にも効果ある?赤ら顔の原因や期待できる効果について詳しく解説

脂漏性皮膚炎に関するよくある質問

脂漏性皮膚炎に関して、多くの方が疑問に感じるポイントをQ&A形式でまとめました。

Q. 脂漏性皮膚炎の「寛解」とは何ですか?どうすれば目指せますか?

寛解とは、症状がほぼ出ない安定した状態を維持することを指します。抗真菌薬の継続使用と適切なスキンケアを組み合わせた維持療法により、数ヶ月単位で寛解に至ることが期待できます。季節の変わり目に皮脂分泌量が変化するため、季節に合わせた予防的ケアの調整も大切です。

寛解までの期間目安 治療内容
急性期(1〜4週間) ステロイド+抗真菌薬の併用
改善期(1〜3ヶ月) ステロイド減量+抗真菌薬継続
寛解維持期(数ヶ月以降) 抗真菌薬の予防的使用+セルフケア

Q. 脂漏性皮膚炎は完治しますか?それとも一生治らないのですか?

医学的には「完治」は難しいとされていますが、「寛解」は十分に目指せます。適切な治療と日常の管理を続けることで、日常生活に支障のないレベルまでコントロールできている方は数多くいらっしゃいます。薬をやめると再発しやすいのは疾患の性質であり、「治療が失敗している」わけではありません。

Q. 脂漏性皮膚炎の治療期間はどのくらいですか?

急性期の炎症を抑えるまでに1〜4週間、寛解に至るまでに数ヶ月が一般的な目安です。ただし、個人差が大きく、症状の程度や生活習慣によっても変わります。寛解後の維持的なセルフケア(抗真菌シャンプーの継続使用や生活習慣の管理)は、長期的に続けることが推奨されます。

Q. 脂漏性皮膚炎は何科を受診すればいいですか?

まずは皮膚科を受診してください。脂漏性皮膚炎の標準治療はステロイド外用薬と抗真菌外用薬の処方が中心であり、保険診療で対応可能です。皮膚科で長期間治療しても改善が見られない場合は、美容皮膚科でのセカンドオピニオンも選択肢になります。

肌育注射の種類と効果に関して詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
肌育注射の種類を徹底解説!特徴や期待できる効果、注意点などを詳しく解説

Q. 脂漏性皮膚炎がAGAや抜け毛の原因になりますか?

脂漏性皮膚炎が直接AGAの原因になることはありません。しかし、頭皮の炎症が長期間続くと、毛根周辺の環境が悪化し、一時的な脱毛(休止期脱毛)を引き起こす可能性はあります。この場合、脂漏性皮膚炎の治療によって頭皮環境が改善すれば、抜け毛も回復が見込めます。

Q. 脂漏性皮膚炎は更年期に悪化しますか?

更年期にはエストロゲンの減少によって皮脂分泌パターンが変化するため、脂漏性皮膚炎が悪化するケースが報告されています。ホルモンバランスの変動が大きい場合は、皮膚科に加えて婦人科での相談も有効です。ホルモンバランスの安定化が皮膚の状態改善につながるケースもあります。

ゆきスキンクリニック東池袋では、脂漏性皮膚炎の炎症コントロールを保険診療の一般皮膚科で対応しながら、慢性化した赤み・色素沈着には美容皮膚科の光治療(ルメッカ等)を組み合わせることも可能です。東池袋駅から徒歩1分で通いやすく、寛解の維持までサポートします。

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まとめ|脂漏性皮膚炎が治らないと感じたら正しい知識と治療で寛解を目指そう

脂漏性皮膚炎が治らないのは、あなたのケアが間違っているからではなく、「慢性・再発性の疾患」という性質が理由です。しかし、「完治しない」は「一生苦しむ」という意味ではありません。

正しい治療と日々のセルフケアを組み合わせることで、症状がほとんど出ない「寛解」の状態を維持できます。まずは皮膚科を受診し、改善が見られない場合はセカンドオピニオンや美容皮膚科の受診も検討してみてください。

ゆきスキンクリニック東池袋は、保険診療の一般皮膚科で脂漏性皮膚炎の継続診察に対応し、KADASONシリーズの院内取扱もあります。慢性化・再燃を繰り返している方も、医師が肌状態を確認しながら薬の調整とセルフケアをサポート。予約ページから24時間いつでも診察・施術の予約が可能です。

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※本記事の内容は一般的な情報提供を目的としており、特定の疾患の診断や治療を推奨するものではありません。症状や治療法については、必ず担当の医師にご相談ください。また、治療効果には個人差があり、本記事に記載された内容がすべての方に当てはまるわけではありません。

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小林智之

記事監修医プロフィール院長 / 小林 智之

大学病院にて皮膚科領域や形成外科、救急など修練するうち、目に見える多くの疾患が治癒していく経過を確認できることに魅力に感じ専攻いたしました。
しかし、一般皮膚科だけでは改善しないお悩みに直面し、皮膚科診療と並行しながら美容皮膚科を学びました。
これまでの経験を活かし、当院の特徴である、多角的方面から疾患やお悩みを改善できるクリニック、まさしく小さなお子様から皆様のお肌のホームドクターを目指したいと思っております。
お肌のお悩みは女性も男性も同じだと思いますので、お気軽にご相談ください。

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