2024.10.03|その他
ルメッカを実際に受けても効果がないと疑問に思っている方もいるのではないでしょうか。ルメッカは、美肌を目指す美容施術として人気があります。しかし、実際にその効果を実感できるかは、個人差や施術の方法によって異なることがあります。
そこでこの記事では、ルメッカの効果が感じられない理由について詳しく解説します。また、ルメッカの効果を高める方法や施術後の注意点などについてもまとめました。ルメッカの施術を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
そもそもルメッカとは、どのような美容施術なのでしょうか。ここでは、ルメッカの仕組みや期待できる効果について解説します。
ルメッカは、シミやそばかすを含む肌質の改善を目的とした先進的なIPL光施術です。光施術の中でも最も高いピークパワーと最適な出力を誇り、従来のIPL施術に比べて短期間で効果を実感できるのが特徴です。
また、ルメッカの施術では、パルス幅が短く設定されており、これによりシミや血管病変を効果的に破壊します。痛みも極限まで軽減されており、痛みに敏感な方でも安心して受けられる施術法といえます。
ルメッカは、500〜600nmの波長の光を使用して、メラニン色素やヘモグロビンに反応する先進的な施術法です。光エネルギーが肌の深層にまで届き、濃いシミや広がったシミ、そばかすやくすみなどを改善します。
特にシミ取りレーザーでは対応が難しいとされるくすんだ肌のトーンを改善するのに適しています。赤ら顔のような細い血管への施術にも優れており、肌の明るさを取り戻すのに最適です。
ルメッカの効果については以下の記事で詳しく解説しています。あわせて読んでみてください。
ルメッカに期待できる効果とは?効果を最大化させるダウンタイムの過ごし方も解説
ルメッカには効果がないと聞いたことがある方もいるのではないでしょうか。実際、ルメッカには効果がないのでしょうか。ここからは、ルメッカに効果がないといわれる理由について解説します。
ルメッカは一般的なシミの改善に効果的ですが、すべてのシミに反応するわけではありません。たとえば、肝斑の施術にはルメッカは対応していません。
肝斑は、主に30代以降の女性にみられ、頬に薄く輪郭がはっきりしないシミとして現れます。肝斑の施術は難しく、ルメッカを照射してしまうと改善できないだけでなく、肝斑が悪化してしまう恐れがあります。
ルメッカの効果を実感するためにも、カウンセリング時に診断を受け、シミの種類を確認することが大切です。
ルメッカでは施術できないシミについては以下の記事でも詳しくまとめています。あわせて読んでみてください。
ADMにルメッカは効果的?治療が難しい理由やおすすめの美容治療を解説
ルメッカの施術を受けた後、すぐには効果を実感することはできないでしょう。
一般的に、ルメッカの効果が現れるまでには2週間から4週間程度の期間がかかります。ルメッカの肌質改善には即効性がないため効果がないと感じてしまうかもしれませんが、施術から数週間は様子をみてみましょう。
また、深いシミや重度の赤みがある場合、1回の施術では十分な効果が得られないかもしれません。このような場合は複数回の施術が必要となります。
時間をかけて肌の状態が徐々に改善されることを理解し、継続的に施術を受けることが大切です。
不適切な施術であった場合も、ルメッカに効果がないと感じる理由の1つです。
ルメッカは光の強さや波長を調整して、肌トラブルにアプローチします。そのため、肌の状態や肌トラブルに適していないと効果が得られません。
たとえば、特定のシミや肌の赤みには、より強い光や異なる波長が必要です。しかし、光が弱すぎたり波長が間違っていたりすると肌の深層まで届かず、シミや赤みの改善効果が不十分になってしまいます。
肌の状態に合った最適な光の強さや波長で施術を受けることが重要です。
ルメッカによる施術は多くの肌トラブルに効果的ですが、すべての肌タイプや状態に効果があるとはいえません。特に敏感肌や皮膚疾患を抱えている場合、ルメッカの光エネルギーが肌に合わず期待する効果が実感できないことがあります。
敏感肌の方は、光の刺激によってさらに肌が敏感になったり、赤みやかゆみが増したりするかもしれません。また、皮膚疾患がある場合、ルメッカの施術が逆効果となり症状が悪化する可能性もあります。
ルメッカは他のIPL施術と比べて少ない施術回数で効果を実感できますが、1回の施術では十分な改善が難しい場合があります。ルメッカの施術には即効性がなく、光の照射を繰り返すことで肌のメラニン色素が徐々に排出され、シミの改善が進みます。
そのため、1回だけではシミの改善が不十分で、期待した結果を実感できないかもしれません。一般的に、ルメッカでは3〜5回程度の施術を受けることで、より確実に効果を実感できるとされています。
ここまで、ルメッカに効果がないといわれる理由について解説しました。ここからは実際にルメッカの施術を受けた方の口コミをいくつか紹介します。
ルメッカに効果がなかった人の口コミは以下のとおりです。
ルメッカ+ミラノリピール1回目から2週間。皮剥けもおわって一応DT終わったんだろうけど、、、うーーーん。思ったより何も変わってなくて萎えてる😢1回じゃ効果ないのわかってるけどDTきつかったし楽しみにしてた分、、、😢なんならビフォアのが調子いいまでの説あるなあ、、、
↑ビフォア
↓アフター pic.twitter.com/KenJJ7Is56— 🌷 (@hana___diet_) September 17, 2022
ルメッカ1回2.2万(3回コース1.8万×3回)だけど効果ない…アキュティップ1回2.88万だけど効果ある…🥹
— 智。 (@tomo_arashi) November 21, 2023
メイクあり
コンシーラーを突き抜ける小鼻のあたりのシミ
これでもルメッカ効果ないので、今年はレーザートーニングを定期的に受けて様子を見る。
あと肌綺麗になりたい。 pic.twitter.com/Z8ruUjylcF— 5年後にあんまり老けてないを目指すクマ🐻 (@kuma_ganbaruyo) January 27, 2024
ルメッカは一般的には効果的な施術法とされていますが、1回の施術では十分な改善がみられません。特にシミの種類や肌の状態によっては、ルメッカだけでは期待通りの結果が得られないこともあります。
効果を実感した方の口コミをみてみましょう。
夏でも透明感は爆誕します!
ルメッカの一回効果実感が高い事、シミや赤みが改善される、というのはもう皆さん知ってると思うのですが、この全体の肌の黄くすみが飛ぶ感じ、ルメッカならではだなと。
スキントーンの明るさではなく、透明感はどんな肌色でも作れます。… pic.twitter.com/L5Xh0wttab
— チカさん。 (@chika_biyouhihu) July 9, 2024
先日受けたルメッカが最高すぎて🫶1周目は赤みに効くモード、2周目はシミに効くモード、3周目は気になるシミにしっかり重ね打ち💖今までなかなか効かなかったシミが今回はしっかり瘡蓋になって消えた👏
これで8000円は安すぎる🥹— ぐみちゃん (@melongumichan) July 21, 2024
ルメッカ+ミラノリピールをクリニックでやってもらいました🌿
くすみともやもやのシミは打ったその場で抜けてワントーン肌がぱっと明るくなって良い感じ😳
翌日の昨日は、顔がつっぱって肌もパーンとしていたけど少しビニール肌みたいな見た目。
— だんご (@dangonolife) July 24, 2024
ルメッカはシミや赤みの改善だけでなく、肌全体の透明感を高める効果があるとされています。施術後には一時的な肌の変化があるものの、ダウンタイムが落ち着くと肌の明るさや透明感が向上するでしょう。
ルメッカはさまざまな肌悩みを改善する美容施術です。しかし、効果がないと感じる方も一定数います。ここでは、ルメッカの効果をより高める方法をいくつか紹介します。ルメッカの効果を高めるためにも、参考にしてみてください。
ルメッカの効果を最大限に引き出すには、しっかりとカウンセリングを受けることが重要です。
施術前のカウンセリングでは、医師が肌の状態や悩みを確認します。その後、ルメッカで改善できるシミなのか、ルメッカがどのように作用するかなど詳しく知ることができるでしょう。
カウンセリングをしっかりと受けることで、自分の肌に最も適した施術内容や回数を知ることができます。より効果を実感するためにも、カウンセリングは受けるようにしましょう。
ルメッカの効果を引き出すには、施術前の肌状態を整えておくことが重要です。
まず、施術前の数週間は肌の保湿を徹底し、乾燥を防ぎましょう。乾燥肌は施術の効果を低めてしまう可能性があるため、適切なスキンケアで保湿することが大切です。
また、施術前には紫外線対策をしっかりすることも重要です。直射日光を避けることで、肌の色素沈着やダメージを最小限に抑えられます。
ルメッカの効果を最大化するには、適切な回数と頻度でルメッカの施術を受けることが大切です。ルメッカは通常、1回の施術で劇的な変化を期待するものではなく、複数回の施術を通じて効果を発揮します。
一般的には、3〜5回程度の施術が推奨されており、個々の肌の状態や目的によって調整されます。また、施術の間隔も重要で、3〜6週間ごとに施術を受けることが理想的です。
この間隔を守ると肌が十分に回復し、次回の施術でより効果的に光エネルギーを吸収できるでしょう。
ルメッカの効果を引き出すには、信頼できるクリニックと医師に依頼すると良いでしょう。
経験豊富で評価の高い医師は、個々の肌状態に合わせた適切な施術プランを提案してくれます。また、腕の良い医師はルメッカの使用方法にも精通しているため、機器の設定や施術の手順も正確で腕が良いです。
ルメッカの効果を実感するには、施術後の過ごし方も大切です。ここからはルメッカを受けた後に気を付けたいポイントをいくつか紹介します。
ルメッカの施術後の肌は、肌が特に敏感な状態です。そのため、紫外線や乾燥の影響を受けやすくなります。
紫外線のダメージや乾燥から肌を守るためにも、施術後には紫外線対策を徹底することが大切です。たとえば、外出する際には、必ず高SPFの日焼け止めを塗るようにしましょう。
また、乾燥から肌を守るために保湿ケアを徹底することも大切です。化粧水や乳液、クリームなどを使って、肌を乾燥から守るようにしましょう。
ルメッカの施術後の肌は、繊細な状態になっています。そのため、肌への刺激には注意が必要です。
たとえば、ルメッカの施術後にメイクや洗顔をすることは可能ですが、洗顔時などはゴシゴシ擦るなどの行為は控えましょう。
また、刺激が強い成分やアルコールを含む化粧品やスキンケアアイテムも避けた方が良いでしょう。さらに、施術後は外的刺激にも敏感になっているため、タオルで顔を拭く際も優しくすることが大切です。
ルメッカの施術後は、血行を過度に促進する行為を避けましょう。
施術当日は一般的な入浴は問題ありませんが、サウナやエステ、激しい運動などは血行を大幅に促進するため避けるようにしましょう。
血行が良くなりすぎると、施術部位の回復が遅れる可能性があります。ルメッカの効果をより実感するためにも、施術から1週間程度はサウナやエステなどは避けるようにしましょう。
最後にルメッカに関するよくある質問をいくつか紹介します。ルメッカについて気になることがある方は、ぜひ参考にしてみてください。
ルメッカは一般的にダウンタイムが少ない施術法とされています。
しかし、施術後にいくつかの症状がみられることがあるかもしれません。たとえば赤みや腫れ、軽度の色素沈着などが挙げられます。
これらの症状は時間とともに落ち着き、施術から数日から1週間程度で自然に回復します。また、施術後にシミが一時的に濃くなったり、皮膚にかさぶたができたりすることもありますが、これらも一時的なものなので時間が経てば落ち着きます。
ルメッカの施術後は、シミに反応した部分が黒く浮き上がるため、シミが悪化したと感じるかもしれません。しかし、これはルメッカによってメラニン色素の生成が一時的に活性化されるために起こる現象です。
施術後の一時的な変化に不安を感じるかもしれませんが、適切なスキンケアと紫外線対策をすることで、シミの状態は徐々に改善されます。施術から数週間ほどは様子をみるようにしましょう。
ルメッカは、痛みが強いほど効果が高いとは限りません。
施術中の痛みや出力の強さは、必ずしも施術の効果に直結するわけではありません。高出力で照射すると、かえって皮膚への負担が大きいといわれています。
適切な出力で照射することで、肌へのダメージが少なくなります。また、より高い効果も得られるでしょう。
クリニックによって使用する機器の設定や照射方法が異なるため、同じルメッカでも結果が変わるでしょう。
たとえば、出力の強さや照射の技術が施術者によっても異なるため、効果にも差が出ます。高出力での施術は効果が高い場合もありますが、リスクを伴うこともあるため、自分の肌状態に合った出力で施術してもらうことが大切です。
この記事では、ルメッカに効果がないといわれる理由について、詳しく解説しました。
ルメッカは、シミや赤みの改善に効果を発揮する施術法です。しかし、シミの種類によっては効果を実感できないこともあります。肝斑などは悪化させてしまうリスクもあるので注意が必要です。
効果を得るためにも改善したいシミがルメッカで治るのかどうか、事前のカウンセリングで確認するようにしましょう。ルメッカの施術を検討している方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。
記事監修医プロフィール院長 / 小林 智之
大学病院にて皮膚科領域や形成外科、救急など修練するうち、目に見える多くの疾患が治癒していく経過を確認できることに魅力に感じ専攻いたしました。
しかし、一般皮膚科だけでは改善しないお悩みに直面し、皮膚科診療と並行しながら美容皮膚科を学びました。
これまでの経験を活かし、当院の特徴である、多角的方面から疾患やお悩みを改善できるクリニック、まさしく小さなお子様から皆様のお肌のホームドクターを目指したいと思っております。
お肌のお悩みは女性も男性も同じだと思いますので、お気軽にご相談ください。