2025.06.17|キュアジェット
キュアジェットとトライフィルプロは、ニキビ跡や肌の悩みを改善するための注目の美容施術です。しかし、「キュアジェットとトライフィルプロの違いは?」「どっちを選べばいいの?」と疑問に思う方も多いでしょう。
そこでこの記事では、キュアジェットとトライフィルプロの違いについて解説します。また、それぞれの施術の特徴やメリット・デメリットも併せて紹介します。
この記事を読めば、施術の違いと自分に合った治療法を理解することができるので、施術選びに悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。
キュアジェットとトライフィルプロは、どちらも美容医療において人気の施術ですが、それぞれ特徴が異なります。キュアジェットは肌の深層に成分を均等に届けるジェット噴射技術を搭載している機器で、トライフィルプロは局所的な皮膚の再生を促進するために用いられる機器です。ここでは、キュアジェットとトライフィルプロの特徴を解説します。
キュアジェットは、ジェット噴射技術を用いて、皮膚の深層に美容成分や薬剤を均等に届ける施術です。従来の針を使った治療とは異なり、肌に直接針を刺さずに、高圧で薬剤を噴射することで効率的に成分を浸透させます。
キュアジェットのアプローチは、ニキビ跡や毛穴の開き、しわの改善に特に効果的で、痛みも少なく、施術後のダウンタイムも最小限に抑えられます。施術後は、肌の質感が滑らかになり、若々しい印象を与えられるでしょう。
当院では、キュアジェットの施術でジュベルックという薬剤を使用しています。ジュベルックの効果や特徴は、以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。
【完全版】ジュベルックとは?効果・特徴・おすすめな人・施術方法を徹底解説!
トライフィルプロは、皮膚の深層に直接アプローチして、コラーゲンの生成を促進する施術です。専用の機器を使って、微細な針を皮膚に刺し、CO2ガスを注入することで、ニキビ跡やしわ、たるみの改善を目指します。
トライフィルプロの施術を受けることで、肌のハリや弾力が回復し、若返り効果が期待できます。トライフィルプロは、特に深いニキビ跡や肌のたるみが気になる方におすすめで、効果が現れるまでの期間が比較的短いのも特徴です。
キュアジェットとトライフィルプロは、それぞれ異なるアプローチで肌の悩みを改善する施術です。キュアジェットは針を使用せず、ジェット噴射で美容成分や薬剤を肌の深層に均等に届けます。ジェット噴射技術により、痛みを最小限に抑え、ダウンタイムも短縮されます。
対して、トライフィルプロは、微細な針を使って局所的に肌に刺激を与え、コラーゲン生成促進も期待できる施術です。針を使うため、効果は早く現れるものの、施術後に多少の腫れや赤みなどのダウンタイム症状が起こるでしょう。
キュアジェットとトライフィルプロは、それぞれ異なる方法で肌の改善をサポートしますが、両方ともニキビ跡やしわ、毛穴の改善に高い効果があります。ここでは、キュアジェットとトライフィルプロの効果を詳しく解説します。
キュアジェットは、ニキビ跡やしわなどの改善効果が期待できる施術です。以下では、キュアジェットの期待できる効果を詳しく解説します。
キュアジェットは、特に深いニキビ跡やクレーターに対して優れた効果を発揮します。ジェット噴射により、美容成分や薬剤を肌の深層まで均等に届け、コラーゲンやエラスチンの生成を促進します。キュアジェットの施術を受けることで、皮膚の再生が助けられ、凹凸が徐々に改善されるでしょう。
キュアジェットは、細かい小じわや深いしわに対しても優れた効果を発揮します。キュアジェットのコンタクトモードとトーニングモードの2種類のモードを使い分けることで、幅広いしわの改善に対応できます。
コンタクトモードでは、ニキビ跡や傷跡の凹みを改善するサブシジョン効果が期待でき、ほうれい線やマリオネットラインなどの深いしわに内側からアプローチが可能です。一方で、トーニング照射モードでは、肌から少し離れた状態で薬剤を均等に噴射し、乾燥による小じわの改善や、広範囲にわたるしわの改善が期待できます。
キュアジェットは、開いた毛穴の改善にも非常に効果的です。ジェット噴射によって美容成分を皮膚の深層に均等に届け、コラーゲン生成を促進します。そのため、キュアジェットの施術を受けることにより、毛穴が引き締まり、肌のキメが整っていくでしょう。
また、毛穴が目立たなくなることで、肌全体がより滑らかで均一に見えるようになります。毛穴の悩みを解消するだけでなく、全体的に若々しく、健康的な印象を与えられます。
トライフィルプロは、肌の深層に直接アプローチできる施術で、ニキビ跡やしわ、毛穴の開きに対して効果的です。ここでは、トライフィルプロの効果を解説します。
トライフィルプロは、CO2ガスを注入することで施術部位の酸素濃度を高め、ニキビ跡を改善します。トライフィルプロの施術を受けることで、コラーゲン生成が促進され、凹凸のあるニキビ跡が滑らかに改善されるでしょう。さらに、皮下組織の再癒着も予防できるため、ニキビ跡の再発を防げることも特徴の1つです。
クレーター化したニキビ跡の改善には、サブシジョンもおすすめです。以下の記事では、サブシジョンの効果や適切な施術回数を解説しています。
サブシジョンに期待できる効果とは?実感できる回数や持続期間など詳しく解説
トライフィルプロは、目元や口元の小じわを改善する効果もあります。しわが気になる部分に焦点を当て、深層に働きかけることでコラーゲン生成を促進し、しわを目立たなくさせます。施術後は、しわが改善され、より若々しくふっくらとした印象を与えられるでしょう。
キュアジェットは、1ヶ月に1回のペースで施術を受けると、3〜5回目ほどで効果を実感できます。
一方、トライフィルプロは、効果を実感するのは3ヶ月後になるのが一般的です。さらに、継続的な施術で徐々に改善されるため、長期的なアプローチが必要となります。ただし、効果の感じ方には個人差があります。
キュアジェットとトライフィルプロでは、施術後のダウンタイムが異なります。それぞれのダウンタイムの症状や、期間を詳しく解説します。
キュアジェットのダウンタイムは比較的短く、軽い赤みや腫れが1週間程度続くことがあります。施術後すぐに日常生活に戻ることができますが、強い紫外線や刺激を避ける必要があります。施術後に内出血が起こることもありますが、2週間ほどで色味が落ち着くでしょう。
トライフィルプロのダウンタイム症状として、施術後に腫れや赤みが2〜3日続くことがあります。また、内出血が起きた場合でも、1〜2週間ほどで落ち着きます。まれに、むくみが生じますが、1日ほどで治るでしょう。腫れや赤みが長引く場合は、施術を受けたクリニックに相談することが大切です。
キュアジェットと、トライフィルプロの施術料金はクリニックによって異なります。ここでは、キュアジェットとトライフィルプロの料金相場を解説します。それぞれの費用感を知り、予算に合わせて選ぶ参考にしてください。
キュアジェットの施術料金は、1回あたり約15,000円〜30,000円が相場です。施術を繰り返すことで効果が高まるため、複数回のコースを選択すると、割引が適用される場合もあります。クリニックや施術範囲によって価格が変動するため、事前に確認しておくことが大切です。
トライフィルプロの施術料金は、1回あたり約30,000円〜50,000円が相場です。治療範囲や回数によって価格が異なり、複数回の施術を受ける場合は、割引コースが提供されることもあります。料金が高めに設定されているため、事前に料金プランを確認しておくことが重要です。
キュアジェットとトライフィルプロは、それぞれ異なるメリットがありますが、どちらも肌の悩みを解消するために非常に効果的です。ここでは、キュアジェットとトライフィルプロのメリットを、それぞれ解説します。
キュアジェットは、ダウンタイムも短いのが大きなメリットです。ダウンタイムが短いため、仕事や学校などに影響を与えずに施術が受けられます。また、1人ひとりに合わせて薬剤の注入量や深さを調整できるため、効率よく肌悩みを改善できます。高圧ジェットによる噴射で、比較的短時間で薬剤を浸透させられる点もメリットの1つです。
ゆきスキンクリニックでは、皮膚の悩みから美容全般に至るまですべてを改善できる、一生通えるクリニック」をコンセプトに、最適な治療をご提案いたします。
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トライフィルプロのメリットは、深い層にまでアプローチできる点です。また、施術によるリスクが少ないため、安心して受けられる点もメリットといえるでしょう。さらに、皮膚の引き締め力が強く、リフトアップ効果も期待できるため、幅広い年齢層に適しています。
加えて、美肌成分をダイレクトに届けることで肌のハリや弾力を回復させ、肌質全体が改善されます。また、CO2ガスを注入することで、皮下組織の癒着を予防できるため、ニキビ跡が再発しにくい点もメリットの1つです。
キュアジェットとトライフィルプロ、それぞれに異なる特徴と効果があり、どちらが良いかは目的によって異なります。自分の肌の悩みに合わせて、最適な治療法を選ぶことが重要です。ここでは、肌悩みに合わせた選び方を解説します。
キュアジェットは、ニキビ跡や毛穴の開きの改善に特化した施術です。ニキビ跡にはコンタクトモードが効果的で、深いニキビ跡や凹凸を改善します。また、毛穴の開きにはトーニングモードが最適で、皮膚の奥まで美容成分を届けて毛穴を引き締めます。ダウンタイムが少なく、痛みもほとんどないため、忙しい方にもぴったりな治療法です。
トライフィルプロは、深く広範囲なニキビ跡やクレーターの改善に有効な施術です。クレーターにはローリング型とアイスピック型、ボックスカー型の3種類があります。トライフィルプロは、3つすべてのクレータータイプを改善に導きます。ダーマペンやポテンツァだけでは改善が難しいクレーターで悩んでいる方には、トライフィルプロがおすすめです。
キュアジェットとサブシジョンとの違いは、サブシジョンが針を使って瘢痕組織を切開し、皮膚の再生を促進するのに対して、キュアジェットはジェット噴射で均等に美容成分を肌に届ける点です。サブシジョンとキュアジェットは、どちらもローリング型とボックス型のクレーター改善に有効です。
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キュアジェットとトライフィルプロに関して、疑問をお持ちの方も多いでしょう。ここでは、キュアジェットとトライフィルプロに関するよくある質問をまとめ、回答しています。
キュアジェットのコンタクトモードは、肌に接触させて薬剤を噴射するため、多少の傷みを伴います。一方でトーニングモードは、コンタクトモードと違ってパチパチと弾かれるような軽い痛みを感じます。ただし、痛みの感じ方には個人差があるため、カウンセリング時に確認しておくと安心です。
キュアジェットのコンタクトモードは肌に直接美容成分を届けるため、赤みや内出血が出ることがありますが、ダウンタイムは1週間程度です。トーニングモードは、ダウンタイムがほとんどなく、症状が出ても数日で治ります。
トライフィルプロは、効果を実感するまでに時間がかかります。トライフィルプロの効果を感じられるのは、施術後3ヶ月が経過したときです。効果が現れるまで時間がかかることから、効果がないといわれることがあります。また、トライフィルプロの効果を持続させるためには、医師の指示に従って、定期的に施術を受ける必要がある点も効果がないといわれる要因の1つです。
トライフィルプロは、比較的安全な施術ですが、施術後に軽度の赤みや腫れ、内出血が生じることがあります。赤みは数日内に自然に治まりますが、内出血が治るまで1〜2週間ほどかかります。リスクを避けるためには、施術後のアフターケアが重要です。施術を受ける前に、リスクと副作用を医師に確認しておくとよいでしょう。
この記事では、キュアジェットとトライフィルプロの違いについて解説しました。
キュアジェットは、深いニキビ跡でお悩みの方に向いており、トライフィルプロは、クレーターや広範囲の肌トラブルを改善したい方におすすめです。施術を選ぶときは、肌悩みや状態に合わせた施術を選ぶことが重要です。
この記事を参考に、自分の肌の悩みに最適な治療法を選びましょう。キュアジェットの施術を検討している方は、ぜひゆきスキンクリニックへご相談ください。
記事監修医プロフィール院長 / 小林 智之
大学病院にて皮膚科領域や形成外科、救急など修練するうち、目に見える多くの疾患が治癒していく経過を確認できることに魅力に感じ専攻いたしました。
しかし、一般皮膚科だけでは改善しないお悩みに直面し、皮膚科診療と並行しながら美容皮膚科を学びました。
これまでの経験を活かし、当院の特徴である、多角的方面から疾患やお悩みを改善できるクリニック、まさしく小さなお子様から皆様のお肌のホームドクターを目指したいと思っております。
お肌のお悩みは女性も男性も同じだと思いますので、お気軽にご相談ください。